年収300万円のカードローン返済シミュレーション【利息を節約・生活にゆとりが生まれる返済テクニック】

今回は、年収300万円の方がカードローンで借金した場合の、返済シミュレーションを行っていきたいと思います。
普通に返済した場合と、効果的な返済テクニックを利用した場合の2パターンをご紹介します。
できるだけイメージしやすいように、大雑把な数字を使っていこうと思いますので、細かな矛盾点についてはご了承ください。

これからカードローンの利用を検討されている方や、返済で苦労されている方のご参考になれば幸いです。

カードローン返済シミュレーション~年収300万円A子さんの場合~

プロフィール

基本情報

首都圏在住
東京都内の会社に勤務
会社員
勤続2年
年収300万円
副業なし
投資なし
仮想通貨売買などの雑所得なし

独身
家族と離れてマンションで一人暮らし
趣味:ショッピング、カフェ巡り、好きなアーティストのライブ、映画鑑賞

固定費等

マンションの家賃+共益費:6万円 ※マンションは2年ごと更新。更新料は家賃1ヶ月分。
自家用車なし
水道光熱費:合わせて月平均8千円
携帯代:月1万円
ネット回線:月5千円
生命保険:月5千円
美容院代:2ヶ月に1回、1万円
備考1:月に一度、会社で飲み会がある。会費は平均4千円。
備考2:年末年始は田舎の実家に帰省。往復交通費と、家族や会社へのおみやげ代を合わせて2万円。

カードローンを利用したきっかけと、これまでの返済状況

ブランド物の洋服を買う際にクレジットカードのキャッシング枠を利用。返済日に口座残高が足りず、カードローンで借入し返済に充当。
ローンで返済後も趣味のショッピングをやめられず、毎月の返済日ごとにカードローンで借入→他社の返済に充当を繰り返すこととなった。
追加借入も増枠もできなくなり、多重債務となり、未利用の消費者金融で新規の申し込みをしても審査に通過しなくなってしまった。

手取り

会社勤務の場合は、年収がそのまま手元に入る訳ではありません。
税金や各種保険料などが天引きされます。
保険料は会社によってあらゆるケースがありますが、ここでは手取り金額を、年240万円としましょう。
月々の手取り金額は240 ÷ 12ヶ月 = 約20万円です。

借入金額

年収300万円のA子さんが消費者金融から借りられる上限額は、貸金業法の総量規制により”年収の1/3まで”と決まっています。
未利用の消費者金融で新規の申し込みをしても審査に通過しなくなってしまっている為、A子さんの借入額を総量規制ギリギリの100万円とします。

金利

金利は利息制限法によって貸付金額によって上限が定められています。
「年率20%」が一応の上限ではありますが、10万円ずつ10社から借りるという状況はあまりにレアケースであり、イメージしづらい為、ここではA社から50万円、B社から30万円、C社から20万円借りている事とし、いずれも100万円未満の上限「年率18%」としましょう。
また、計算が複雑になるため、無利息期間などはないものとします。

参考:利息制限法

貸付金額上限金利
10万円未満20.0%
10万円~100万円未満18.0%
100万円以上15.0%

返済方式・返済方法

返済についてですが、ここではA社をモデルケースとしたいと思います。

A社の返済方式は「定率リボルビング方式」です。最後に借入した時の残高に、一定の割合を掛け算した金額が月々の最小返済額となります。

計算方法は以下の通りです。

借入残高 × 一定の割合 = 最小返済額(千円未満は切り上げ)
一定の割合 = (30万円超、100万円以下の場合は)4.2%以上

3社から借入しているという設定ですが、他の3社も同様の方式を採用しているものとします。

上記の計算に当てはめると、
100万円 × 4.2% = 4万2千円
となります。

返済方法は3社とも、月1回のATM返済とします。

月々の生活費

ここで、冒頭の人物設定を振り返りましょう。月々の固定費は以下の金額です。

マンションの家賃+共益費:6万円
水道光熱費:合わせて月8千円
携帯代:月1万円
ネット回線:月5千円
生命保険:月5千円
美容院代:2ヶ月に1回、1万円(月5千円)

借金がない場合の固定費は、合計で9万3千円となります。
ここに、最小返済額の4万2千円が加わると、13万5千円となります。

手取り月20万円から、固定費である13万5千円を引くと、残りは6万5千円です。

食費はいくらにしましょうか。
出勤日のお昼は外食で、一日平均600円としましょう。
朝食と夕食は自炊してもらうとして400円とします。
一ヶ月の食費は、一日千円 × 30日 = 3万円です。

そして備考にある、毎月の会社の飲み会です。
平均4千円の会費がかかります。

手取りから固定費を引いた6万5千円から、食費と飲み会の会費を引くと、残りは3万1千円です。

この3万1千円が、趣味や、美容、友人との交際費など、A子さんが1ヶ月に使える自由なお金・・・・とはなりません。

2年ごとにマンションの更新料が6万円かかります。
年末年始には実家に帰省する為、毎年2万円かかります

7万円を2年(24ヶ月)で割ると2917円。
2万円を1年(12ヶ月)で割ると1667円。

合計で、4584円・・・月に平均約4600円貯金しておく必要があります。

3万1千円 –  4千600円 = 2万6400円

これがA子さんがお小遣いとして、趣味のショッピングやカフェ巡り、美容、友人との交際費、または貯金に回せる1ヶ月分の自由な金額となります。

支払い利息

利息は日割計算です。借りている期間中は、一日経過するごとに利息が加算されていきます。(借りた当日は加算されません)

例えば借入残高の合計が100万円に達した翌日の利息ですが、年率18%から、365日を割った金額が加算されます。※うるう年の場合は366で割ります。
小数点以下は通常切り捨てられます。

100万円 × 18% ÷ 365 = 493円

残高が減れば、毎日加算される利息も減ります。

最小返済額で返済し続け、予定どおり完済した場合

途中で追加借入や、返済遅延や、追加返済することなく、上記で計算した最小返済額4万2千円を地道に返済し続けた場合をシミュレーションしてみました。計算結果は以下となります。

返済期間:30ヶ月(2年半)
最終回の返済額:2万8441円
総支払額:128万8441円

A子さんが2年半で支払った利息分は28万8441円となります。

 

ここまでご覧になっていかがでしょうか。
総量規制ギリギリまで借入した場合、返済期間中のA子さんの生活は、かなり慎ましいものにならざるをえない、という印象を持たれたのではないでしょうか。もし転職などで手取りが減った場合はさらに厳しいものとなります。
ただし、これまでのシミュレーションは借金返済に対して全くの無策だった場合を想定しています。

以下、効果的な返済テクニックを利用した場合に、支払い利息がどれくらい節約できるのか、毎月の生活にどれくらいのゆとりが生まれるのかをシミュレートします。

効果的な返済テクニックを利用した場合

テクニック1:おまとめローン(借り換えローン)

A子さんは3社から借入している多重債務者です。毎月3回、返済日がくるたびにATMで振込をしています。借入先が3社もあると、返済する作業や時間、手数料、心理的な面でも負担が大きいものとなります。そこで、A子さんはおまとめローンを利用することにしました。

おまとめローンとは、複数の借入先を一本にまとめるためのローンです。借入したお金は、返済以外の用途に使う事はできません。一括借入した後は、完済するまで新規の申し込みなどはできなくなります。カードローンのように限度額の範囲内での追加借入などはできない為、返済に専念する事ができます。

A子さんがおまとめローンを利用する際は、以下のような流れになります。

1,A社、B社、C社に全額返済する際の手数料等を調べ、総額を算出する

2,D社におまとめローンを申し込み。100万円+手数料等の金額で申請(手数料等が認められるかは審査次第)

3,(無事、審査に通過した場合)100万円+返済時にかかる手数料等を借入

4,A社、B社、C社に全額返済

5,毎月、D社のみに返済する

銀行や消費者金融の中には、「借り換え」に積極的なところと、消極的なところがあります。積極的な場合はホームページなどの貸付対象に「借り換え目的の方」と明記されていたり、「借り換え専用」商品や特別コースが用意されていたりします。

なお、おまとめローンの詳細や注意点については、↓のページも参考にしてみてください。

債務整理の弁護士を探す前に。おまとめローンで解決できるかも?

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借り換えコースがある銀行例↓

スマホで簡単借り入れ!「auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)」

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A子さんは、D社のおまとめローンを利用する事で、金利を「年率13.5%」まで減らす事ができました。
また、毎月の最小返済額を2万4千円まで減らす事ができました。

元々の最小返済額は4万2千円でしたから、一ヶ月あたり1万8千円のゆとりが生まれる事になります。
一ヶ月のお小遣いを2万6400円から、4万4400円に増やす事ができました。

ただし、ここで気を抜いてはいけません。
最小返済額の2万4千円を毎月返済し続けた場合の計算結果は、以下のようになります。

返済期間:57ヶ月(4年9ヶ月)
最終回の返済金額:1万2954円
総支払額:138万954円

このままでは、A子さんが支払う利息分は28万8441円→38万954円に増えてしまいます。
これを避けるためのテクニックが、次に紹介する「追加返済」です。

テクニック2:追加返済

利息は、現在の残高に対して一定の割合を掛け算した金額が毎日加算されていきます。残高が減れば利息も少なくなりますので、一日でも早く残高を減らしておきたいところです。
少し余裕のある月や、臨時収入などがあった場合は、月々の返済額に加えて追加返済しましょう。利息を節約する事ができ、返済期間もぐっと短くなります。
もちろん、全額返済できる場合はしてしまいましょう。

注意点としては、借入先によっては、追加返済時に連絡や申込みが必要となる場合があるという事です。
連絡なしに振り込んでも、追加返済として扱われない場合があります。
また、追加返済したからといって、そのぶん、次回の返済日の最小返済額が減る訳ではありません。次回も返済日に2万4千円の支払いをする必要があります。

テクニック3:生活費にポイントをあてる

ローンを一日でも早く完済したり、毎日の生活にゆとりを生みたい場合は、収入を増やすか、支出を減らすかのどちらかが必要です。
A子さんの場合は副業、投資、雑所得がない為、本業で昇給するしかありません。歩合制の会社でもない限り、数ヶ月頑張っただけで昇給するケースは稀でしょう。

・・・となると、支出を減らす工夫が必要です。
これは返済テクニックというよりは、節約術の部類に入るかとは思いますが、
一例として「生活費にポイントをあてる」という方法があります。買い物などで地道にポイントを貯めていき、そのポイントを生活費にあてます。

毎日の買い物などで利用することの多いTポイントやPontaカードなどは、目に触れる事が多いため既に利用されているかもしれません。
比較的見過ごされがちなのは、携帯電話のポイントです。例えば、docomoのdポイントなどは機種変更の際に本体価格の値引きにしか利用されていない方も多いですが、実際はコンビニなどでも利用できる為、食費などにあてる事ができます。普段目にする事のない意外なところに、あなたが気づいていないポイントが眠っているかもしれません。
また、まめな性格であればポイントサイトを利用してコツコツ稼ぐ方法があります。わずかずつではありますが、副業ほどの負担なく手軽に確実に雑所得を得る事ができます。

※給与所得者で年末調整済みの方であれば、雑所得が20万円以下の場合は課税されません。

テクニック番外編:ふるさと納税

A子さんは、年に一度実家へ帰省します。その際に東京みやげを買っていくのが恒例となっています。
駅などで流行りのおみやげを買い物するのも楽しい時間ではありますが、少し趣向を変えて、ふるさと納税サイトを利用してみる事にしましょう。

ふるさと納税は、税制上「寄付」という扱いになります。「寄付」は確定申告時に、2千円引いた額が税金から控除され、手元に戻ってきます。

つまり、実質負担2千円で、各自治体が出品している様々な返礼品を受け取る事ができます。返礼品の受取り住所を実家に指定し、おみやげ代わりとする事もできるのです。

まとめ

ここまで、年収300万円のA子さんが総量規制ギリギリまで借りた場合のシミュレーションを行ってきました。
数字の早見表だけではいまいちイメージしづらいと思った為、家計や生活スタイルにまで視野を広げてみましたが、いかがでしたでしょうか。

まだ消費者金融が貸してくれるからと言ってギリギリまで借りてしまった結果、A子さんにとっては正直なところ、毎日の生活はかなり苦しいものになってしまいました。

「ご利用は計画的に」とCMでよく流れているとおり、ご自身の生活スタイルに合った返済プランを立てて、借入額を決める事が大切ですが、様々な事情で、急に多額の借入が必要になったり、計画通りに返済が難しくなるケースもあると思います。

心理的な負担から逃れるため、その場しのぎの借入→返済を繰り返してしまうパターンに陥ってしまうのもよくわかります。

ですが、そのような時こそ、ヤミ金や個人間融資など安易に貸してくれそうな所を頼って状況を悪化させるのではなく、おまとめローンなど、よりよい方法が利用できそうか、申し込んで確認してみる事をおすすめしたいと思います。

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【プロミスについて】
※プロミスの借り入れは、申込みの時間帯によって、当日中の融資ができない可能性があります。

【レイクALSAについて】
※レイクALSAの60日間無利息サービスは、以下の条件に該当する人が利用できます。
・初めての人は初回契約翌日から無利息が適用されます。
・無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
・30日間無利息、180日間無利息との併用はできません。
・Webで申込みし、契約額が1~200万円の人。
・ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります。
・Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。

※レイクALSAの180日間無利息サービスは、以下の条件に該当する人が利用できます。
・初めての人は初回契約翌日から無利息が適用されます。
・契約額は、1万円~200万円までとなります。
・無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
・30日間無利息、60日間無利息との併用はできません。
・ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります。

※レイクALSAの貸し付け条件は以下となります。
融資限度額:1万円~500万円
貸付利率:4.5%~18.0%
利用対象:
・年齢が満20歳以上70歳以下の人
・日本国内に居住する人
・自分のメールアドレスを持っている人
・日本の永住権を取得している人
遅延損害金(年率):20.0%
返済方式:残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング
返済期間・回数:最長8年、最大96回
担保・保証人:不要
必要書類:運転免許証
収入証明書類(契約額に応じて、当社が必要とする場合)

※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(9) 第01024号
         日本貸金業協会会員第000003号

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