今回はアイフルの増額審査について解説します。
カードローンを利用していると、限度額が増えればもっと便利に使えるのにと思うことがありますよね。
ところが実際は、増額せずに他社に新規に申し込みをする人も、意外と多いのです。
増額か、他社か。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
あなたにとって最適な選択ができるよう比較・検討してみましょう。
Contents
アイフルの基本情報
限度額 | 800万円以内 |
年利 | 3.0%~18.0% |
遅延損害金 | 年率20% |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済日 | 1回の支払につき35日以内または毎月払い |
返済回数 | 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回) |
最小返済額 | 4000円~ |
貸付対象 | 20歳~69歳の安定した収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
提携ATM手数料 | あり |
・限度額は800万円まで
・金利は消費者金融としては標準的な水準
・毎月の返済日が自由に指定可能(35日ごと返済も可能)
・提携ATM手数料あり(自社ATM手数料は無料)
アイフルを増額申請するメリット

・使える金額が増え、便利になります
急に大きな金額の出費が必要になった場合にも、対応できるようになります。
・他社から借りずに済みます
返済期日を月1回で済ませられる。返済手続きが月一回で済むなど、一社の方が管理が容易です。
・適用金利が安くなる可能性があります
増額の際に再度審査を受ける事になります。
新規申込した時に比べて年収が上がっていたり、返済状況がよくて信用が上がっていたりする場合、増額と同時に金利が安く設定される可能性があります。
また、限度額が100万円未満で、金利が年15.0%超に設定されている方の場合、限度額が100万円以上になれば、確実に金利が下がります。
利息制限法により、貸付金額ごとに設定されている上限金利を守る必要があるからです。
貸付金額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 20.0% |
10万円~100万円未満 | 18.0% |
100万円以上 | 15.0% |
アイフルを増額申請するデメリット

・減額や利用停止になる可能性があります
増額申請をした時にも審査が行われます。審査の結果、以前と比べて返済能力が低くなっていると判断されれば、逆に減額されてしまう事もあります。失業中だと利用停止になる事も・・・
・信用情報に記録されます
増額申請した事実が信用情報に記録されます。増額審査に時間がかかり、融資が間に合わなくなってしまった場合、他社への新規申込に切り替えようと思っても、審査でマイナス評価となる可能性があります。
・借り過ぎのリスクが増えます
増額とは、利用者の資産そのものが増える訳ではありません。あくまで借入限度額が増えるだけですので、無計画に借りすぎてしまうと、後々返済が困難になるかもしれないという、リスクを負うことになります。
アイフル増額申請時に提出する書類

増額申込には収入証明書の提出が必要です。
以下のいずれか一部のコピーを用意します。
・源泉徴収票(「公的年金の源泉徴収票」および「退職所得の源泉徴収票」を除く)
・給与明細書(直近の2ヵ月分。1年以内の賞与明細書があれば同時に提出)
・住民税決定通知書、納税通知書(「特別徴収税額の決定・変更通知書」など)
・確定申告書(税務署受付印または税理士印があるもの、もしくは電子申告の受付日時、受付番号の記載があるもの)
・青色申告決算書(税務署受付印または税理士印があるもの、もしくは電子申告の受付日時、受付番号の記載があるもの)
・収支内訳書(税務署受付印または税理士印があるもの、もしくは電子申告の受付日時、受付番号の記載があるもの)
・支払調書(報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書)
・所得証明書(市区町村役場にて発行のもの)
・年金証書、年金通知書(年金以外に主となる定期的な収入がある方に限る)
増額手順

1,申込
申込方法は4種類です。
インターネット(パソコン・ケータイ)
店頭窓口
契約ルーム
電話(会員専用ダイヤル・女性専用ダイヤル)
必要書類を提出します。
↓
2,審査
審査は新規申込と同程度であり、最短30分程度かかります。
土日祝日も審査可能であり、公式情報によれば、インターネット申込であれば18:00までに申込すれば当日中に審査結果が出るとの事です。
審査状況によってはそれ以上かかる場合もあります。
※在籍確認
利用開始から何年も経過していたり、職場が変わったりした場合などは、在籍確認の電話がある可能性があります。
↓
3,審査結果の通知。限度額の決定
限度額が決定されます。審査結果が届きます。
アイフルの増額審査に落ちる人の特徴

・総量規制を超える金額を希望している
個人の借入総額は、他社のローンも含め、年収の3分の1までしか借入する事ができないと、貸金業法で定められています。
・返済を滞納した事がある
返済を滞納した事があると、増額審査に悪影響です。
・信用情報にキズがある
クレジットカード、他社のローン、携帯電話の分割払いなどで、返済が遅れた事がある場合は、信用情報に記録されている為、増額審査時にも影響します。
・他社の借入金額が増えている
他社への返済がある分、返済能力が低下していると判断されます。
・失業中や休職中(産休、育休)
たとえ失業保険などで収入があっても、働いていない場合は増額不可です。審査の結果、逆に利用停止になる可能性があります。
・転職等で雇用形態が変わった。年収が下がった
転職等で、正社員→派遣社員、パート、アルバイト等に変わっていたり、年収が下がったりしている場合は、返済能力が低下していると判断されます。
・増額申込時に虚偽申告や、不正確な申告をした
嘘は審査時に必ず発覚します。審査に落ちた後で正確な内容で再申請しても、信用情報に落ちた記録は残っているので、やはり印象はよくないです。
・他社の貸金業者のローンを5件以上契約中
キャッシング枠のあるクレジットカードも含め、貸金業者のローンなどの契約が多いと審査に通りにくいです。利用していない業者があれば、契約を解除して信用情報をきれいにしてから増額申込しましょう。
アイフルの増額審査に落ちた場合や、審査を待っている余裕がない場合の対処方法
増額審査は、貸す側にとってはリスクが高まる為、新規申込に比べて審査が厳しくなる傾向にあります。
増額審査に落ちた場合でも、どうしてもお金を工面しなければならない場合もあると思います。
増額審査に落ちても、他社への新規申込であれば、審査が通る場合もあります。
借入先が複数になってしまうというデメリットはありますが、総量規制の範囲内であれば審査が通る可能性がある消費者金融の利用も検討してみましょう。
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